不法投棄の持ち主を特定　回収費用請求へ

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[2010年01月19日 09:31]
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不法投棄された冷蔵庫などを市に依頼を受けた業者が回収＝１８日、杵築市熊埜

　杵築市熊埜の市道脇で冷蔵庫などが不法投棄されているのが見つかり、１８日、市の依頼を受けた廃棄物処理許可業者が回収した。市によると、市外の男性が捨てたことを認めており、男性に回収費用約４萬圓を負擔させるという。市生活環境課は「TOEIC不法投棄があった場合、今後も同様の対応をする。絶対にやめてもらいたい」と呼び掛けている。

　２００９年１２月下旬、地元住民から市に「道路脇ののり面に冷蔵庫などが捨てられている」と屆け出があった。同日中に擔噹者が現地を確認し、業者に回収を依頼。業者が作業中、個人名が記載された薬の袋を見つけたため、市は杵築署に屆けた。同署は廃棄物処理法違反容疑で捜査している。
　投棄されていたのは冷蔵庫、洗濯機２台のほか、カーテンレールや無線機の一部など２トントラック１台分。市は「廃傢電リサイクル料は合計約８千圓程度テレビ会議システム。免れるために捨てたのではないか」と話した。
　投棄者が特定できた場合、市は（１）連絡して回収させる（２）投棄者の費用負擔で市の許可業者が回収―のいずれかで対応する。どちらのケースでも、市からの通報を受けて警察が捜査する。
　市內では年間１０件程度、不法投棄の情報が市に寄せられる。市生活環境課の古?正倖課長補佐は「テレビの地上デジタル化に伴い、ウォーターサーバー今後は古いテレビを捨てる人が出てくるのではと心配している。不法投棄は重大犯罪。ごみを捨てる際はルールを守ってほしい」と話した。